2016年9月2日金曜日

ダウン症児赤ちゃんに必要な体操と運動療法②「ダウン症児の赤ちゃん体操」(著:藤田弘子)メディカ出版

こんにちは。MARKです。

これからは何回かに分けて、表題の「ダウン症児の赤ちゃん体操」(著:藤田弘子)の内容や、実際に生後6ヶ月頃まで取り組んだことについてご紹介したいと思います。

まず、この本ですが、2000年10月が第1刷の発行で、私の所持しているものは2014年の第12刷版です。
10年以上増刷され続けているロングセラーということからも、この本の信ぴょう性は高いと思います。

私が感じた特徴とお勧めは次の通りです。
①筋緊張が弱い典型的なダウン症児と、赤ちゃん体操で改善したダウン症児の違いがわかる
(写真が対比して掲載してあり、何が違うのかも解説してあってわかりやすい。)

②ダウン症児赤ちゃんに必要な体操がわかる
(月齢に応じて必要な体操が写真と文章で説明してある。)

③運動発達のステップでは、習得する早さではなく、獲得する動作の質が重要だと教えてくれる。
(この本は、20年以上のダウン症児観察に基づいて書かれているため、説得力があります。)

「百聞は一見にしかず」
次の写真を見てください。右がダウン症のゆーで、左が健常児赤ちゃんです。
ゆーのほうが、2ヶ月早く生まれています。

ダウン症児赤ちゃんは、足が側面全体を床につける状態になっており、全体的に床に触れる面積が大きいです。(健常児赤ちゃんは、既に足が浮いています・・・。)


このように、筋緊張が弱いダウン症赤ちゃんは、屈筋の緊張が弱いことからこのような姿勢の違いが出てきます。

この本では、「ダウン症乳児のからだは、神経に麻痺はなく正常に機能しているから、屈筋を動かす工夫をして伸筋と屈筋のバランスをとり、関節を正しく使う機会を与えることで、普通の赤ちゃんと同じ姿勢や動作ができるようになります。」としています。





最後に、今後一番伝えたいことはこれです。
「親には、ダウン症の我が子にできることがたくさんあります!」

続きは、また後日投稿します。
ではでは。

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