ダウン症の次女ゆーは、生後6ヶ月を過ぎたころから、リハビリテーション病院の理学療法・運動療法にだいたい隔週で行っています。
ゆーが特別何か悪いというわけではなく、ダウン症児赤ちゃんは筋緊張が弱く、健常児に比べて「首すわり」「座位」「寝返り」などといった身体機能や基本動作を習得するのが遅くなります。
また、基本動作習得時に変な癖がついてしまうと、その後修正することが難しくなることから、理学療法士による運動療法で適切な基本動作の習得を練習しているところです。
具体的には、手で赤ちゃんの腹部を軽くつまんであげ、腹筋の筋緊張を補助してあげることで、赤ちゃんが動きやすいようにしています。
その上で、おもちゃなどを前におき、自発的に動かすように促します。
大人が、赤ちゃんの手足を持って動かしてあげるだけでは、基本動作の習得にまでは至らないと思うので、筋緊張を補助してあげつつ、自発的に動いてもらうのが大事なのだなとワタシは学びました。
さて、今回はダウン症赤ちゃんの理学療法・運動療法の様子を動画で紹介したいと思います。
ブログ開始当初から、この理学療法・運動療法の様子を紹介したいと思っていたのですが、ワタシの拙い知識ではどう表現したらいいかわからず、保留にしていたテーマでした。
最近、ようやく動画を投稿できるテクニックを身につけたので、今さらですが生後10カ月のゆーの動画をご紹介しようと思った次第です。
参考になれば幸いです。
【動画説明①】
ハイハイ練習。とっても地味です。
お腹の筋緊張を手で補助しつつ、片足を曲げた状態でおさえ、赤ちゃんが自分で前に進む動作を練習させています。
足裏を地面につけたり、赤ちゃんが姿勢を変えるのを促したりしています。
赤ちゃんの前に玩具を置いて、前に進む動作を練習させています。
もちろん地味です(笑)
横回転の練習?足を横に動かす動作を練習しています。
疲れてきたのか動きがにぶくなっています。
理学療法(運動療法)は1時間ありますが、30分経過した頃には疲れて動かなくなります。まあ赤ちゃんですから・・・。
理学療法士の方が、玩具などで気を引こうとしますがほとんど動きません(笑)
でも、そんな時でも理学療法士の方が赤ちゃんの体を動かし続けていると、再び動き出します。
お座りの姿勢の練習。まだ前にペチャンと倒れてしまう頃です。
この時も、お腹の筋緊張を補助してあげているようです。
【動画説明⑥】
45分経過後は、さすがにぐったりです。
さすがの理学療法士も打つ手なしか?
もちろん全然できませんが、立位の練習。
まだ立位の本格的な練習をするには早すぎると思うので、姿勢に慣れさせるための慣らしかなと思います。
理学療法士の方は、1時間ほぼみっちりとゆーの体を鍛えあげてくれます(笑)
親がこれだけの時間を割いて運動させてあげるのは難しいですし、筋緊張の弱いダウン症赤ちゃんが自発的に動こうするように誘導するのは知識が必要な気がするので、理学療法士の先生には感謝です。
そして、動画をみていただいて伝わるかわかりませんが、ダウン症赤ちゃんの健気にがんばる姿がなんとも言えません。
健常児の赤ちゃんに意に沿わないことさせたら泣き叫びますよね(笑)
我が子のがんばる姿を見ると、自分もがんばらなければと元気をもらいます。
ではでは。
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【関連投稿リンク】
・ダウン症児赤ちゃんに必要な体操と運動療法①「ダウン症児の赤ちゃん体操」(著:藤田弘子)メディカ出版
・理学療法(運動療法)に行ってきました!(ダウン症ゆーの生後9か月)
・ブログ開設は理学療法(運動療法)との出会いから(ダウン症・育児・生後6ヶ月・富山県リハビリテーション病院・こども支援センター)
はじめまして。
返信削除ブログランキングより来させていただきました。
この度ゆーちゃんのお力になれる事があると思いメッセージを送らせて頂きました。
私の書いた記事ではないのですが、
健常者のお子さんと同じようにご本人とご家族の保障をお守りできる記事です。
http://down-and-up.com/3years/down-prudential-shushin/
もしご興味があればメッセージお待ちしております。
お力になれる事がありましたら嬉しいです。
qazana2010@yahoo.co.jp
コメントありがとうございます。
削除とても参考になりました。
早速、妻と相談してみようと思います。
もし、この保険に加入した場合は、ブログに投稿してみようと思います。