2017年6月4日日曜日

ダウン症を対象とした生涯発達支援とは?(東京学芸大学の菅野先生の講演から学んだこと)

こんにちは。MARKです。
本日は、東京学芸大学の菅野先生の講演(「日本ダウン症協会富山県支部(つなGO)」主催)に行ってきました。

先生は、知的発達障害の心理学を専門とし、特にダウン症を対象に、乳幼児期から成人期、老年期に至る各期の発達特徴を明らかにし、支援方法を開発する生涯発達支援をテーマに研究している方です。(講演のプログラムより抜粋)

講演会場の様子です。

講演を聞いて書籍を購入しました。

ダウン症の子育てに不安や悩みを感じる親には、ぜひ先生の講演に足を運ばれることをお勧めします。

先生の講演では、学術的な理論を解説されるのではなく、これまでのダウン症に関する統計や調査の分析から、親が具体的に何をしていくことが必要なのかをわかりやすく説明してくれます。

講演を聞いた率直な感想としては、これはダウン症児の親だけでなく、子育てをしている全ての親が学ぶべき内容だと感じました。

確かに、ダウン症特有の課題にも触れられていますが、人間のライフステージごとの課題と解決方法を提示されており、子育て全般にとても参考になります。

私なりに学んだことを箇条書きでまとめるとこんな感じでしょうか。
①乳幼児期には、親子関係などの愛着・対人関係の形成が大事
②学齢前期には、教育、学習による諸能力の発達が大事(特に運動能力が大事)
③学齢後期には、心を育てる適切な社会経験が必要
④成人期には、家族からもストレスを受けるので、4~5年は親から離れて暮らす経験をさせることが大事
⑤親<友人<第三者となるような対人関係を成人期に作れるようにする。
⑥生涯をみすえた支援とは、生き甲斐をつくることであり、そのために必要なのは、「健康な心と体をつくる」「自ら取り組む活動をつくる(趣味・スポーツ)」「友だち・仲間をつくる」である。

正直、結論だけみても何のことかわからないと思います。
講演に行くいいところは、この人の言うことであれば信じられると、まずは気持ちが動いてから知識が入ってくるので、単に知識を詰め込んだのに比べて理解しやすいのだと思います。

ただ、講演を聞いてわかったつもりにならず、せっかく書籍も購入したので、本を読んでもっと理解が進んだら、またブログに投稿したいなと考えております。

ではでは。

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